1歳9か月から2歳の子供は、何を言っても「イヤイヤ!」そんな期間です。
1歳から2歳はイヤイヤ期とも言われますが、自己主張が出来るようになってきた証拠でもあります。
この記事では、育児の百科を読んで学んだ1歳9か月から2歳の体の発達について紹介します。
紹介している内容で実際に実施したことについても紹介します。
この記事を読むことで、子供の行動の意味や、変化、成長を知ることができます。
あらかじめ知識を入れておくことで、問題や病気の予防と対処も可能です。
1歳9か月~2歳児の 特徴と傾向
好奇心旺盛
2歳前後の子供は好奇心が爆発しています。
好奇心に突き動かされて、よちよち歩きでいろいろな所を歩き回ります。外に出れば、様々な物や人、動物を見たり触ったりすることもできます。歩き回ったり、よじ登ったりしながら、子供たちの足取りは、少しずつ安定していきます。
こうした好奇心につき動かされた行動は、歩行などの大きな運動だけでなく、手先の細かい動きもより正確かつ機敏なものにしていきます。
好奇心旺盛なこの時期には、歩行などの大きな運動もピンセットつまみなどの細かい運動も上達します。
観察力
赤ちゃんは、言葉や物事を理解していないから、コミュニケーションなんてとれないですよね?
大人は「赤ちゃんは何もわかってない」と思っていますが、実は、極めて細かく現実の世界を観察していることがわかっています。
こんな実験があります。
ゆっくり回転しているT字型の棒の前に、1歳前の赤ちゃんを座らせます。すると赤ちゃんは棒に興味をもって、それをつかもうと手を出します。しかしT字型の棒はゆっくり回転しているので、赤ちゃんの手が近づくまでの間に違う所へ移動していってしまいます。
つかみ損ねた赤ちゃんは、どうするでしょうか。
なんと数回失敗する間に赤ちゃんは、回転する棒の性質を理解し、棒が移動してくる場所に前もって手を出してつかむようになる、という結果が報告されています。
子供は目の前の物事全てを観察し、法則や性質を自分なりに理解しています。
うちの子も公園で他の子供の動きをじっと観察している気がします。あれは法則や性質を理解しようとしていたんですね。邪魔しないようにしなくちゃですね💦
精密なコントロール
子供の手の動きは緻密な観察力に負けないくらい計算されたものになります。ピンセットつまみで小さなボーロなどをつかむことができるようになっていた指先は、手先の細かい運動の正確なコントロールが要求される積み木重ねも、四つの積み木で塔を作れるレベルになります。
ピンセットつまみって何?
精密な動きは遊びの場面だけではありません。
スプーンを使って食事をすることができるようになります。スプーンの先端の動きを目で観察しながら、スプーンの柄を握った手を通じて感じるおかゆやスープの抵抗感を総合し、どの方向にどのくらい動かせばよいのかを子どもの脳は計算しています。
うちの子もスプーンで食べる回数が増えてきた気がします。
まだ綺麗に食べれるわけではないですが、成長を見守っていきたいですね。
大人の真似で学ぶ
服を着ることはまだできませんが、ズボンを下ろしたり、ボタンはずしの必要のない服なら自分で脱ぐこともできます。こうした日常生活の様々な行為を自分でできるようになっていきます。
そのような行為のお手本は、たいていの場合、まわりにいる大人です。この時期の子どものおもちゃの定番は、大人が日常生活で使う道具や器具です。電話機、テレビ、食器、調理器具など、なんでも子どもにとって好奇心の的になります。
子供は大人の真似をして学習します。子供の好奇心やチャレンジをを抑制しないようにしましょう。
うちの子も、扉の開け閉めや掃除機の真似をしたがりますね。可能な範囲でやらせてあげたいですね
どんなことをさせれば精密なコントロール力が成長するの?
脳のシナプスはいまが人生最高密度
子供たちの体は、最初の1年間で約3倍の6kg近く増加します。それに対して1~2歳の1年間には2kg程度しか増えません。身長も約10cmと、最初の1年の約25cmに比べて半分以下の増加量です。脳についても同様です。急速な脳の発達で、最初の1年間に頭囲は約1.4倍になります。頭囲が1.4倍になると、体積は1.4の3乗、つまり約2.7倍になるという、とてつもないスピードです。しかし1~2歳の間には頭囲は平均して2cmしか増えず、脳の体積は10%前後しか増えません。でも、1~2歳の子供達の脳の発達は大したことはない、なんて思わないでください。
子どもの脳の神経細胞同士の連絡をしているシナプスとよばれる連絡網は、この時期が、人生のなかでいちばん密度が高いことがわかっています。
自由に歩き回りながら、いろいろなものを直接見たりさわったりした経験が、そのシナプスのつながりとして脳に刻みこまれているのです。
脳の成長が著しい時期だからこそ、沢山経験をさせてあげましょう
1歳9か月~2歳児の注意点
栄養はバランス良く
この時期になると、母乳やミルクを少し飲んでいる子供もいますが、大分は普通食を食べるようになっています。ほぼ完全栄養食といってよい母乳やミルクとは違い、子どもの栄養は何を食べるかで大きく変わってきます。現代の日本では摂取する食物の絶対量が不足することはありませんが、栄養素のバランスがくずれることは起こり得ます。子どもの食べたもののカロリー計算をする必要はありませんが、栄養バランスに留意しましょう。
厚生労働省発表の六つの基礎食品(肉類、乳製品、緑黄色野菜、その他の野菜、穀類(米、めん、パン、いも》、油脂)から必ずひとつずつ取るなどの工夫が必要です。
乳児期と異なり、からだを動かすために消費するエネルギーが増えたこの時期の子どもは、大人のような3度の食事だけでは、必要な栄養が十分には取れません。不足分は間食(おやつ)で補う必要があります。大人の間食は、時として肥満の原因になりますが、この時期の子供にはおやつが必要であることを覚えておきましょう。
大人も子供も栄養バランスが重要です。
食事数や内容を調整してバランスを出来るだけ整えましょう。
うちの子は、ご飯にしらすと小松菜を混ぜて鉄分とタンパク質、食物繊維などを摂取するように心がけています。
おやつなども脂質の多いお菓ではなくおにぎりや干芋をあげるようにています。
食事を食べない子供にはどうしてあげるのが良いんだろう?
偏食な子供にはどうしてあがるのが良いんだろう?
虫歯
平均して生後7か月から少しずつ生えてきた乳歯も、早い子どもでは上下10本ずつ生えそろいます。
臼歯(奥歯)も生え、固形の食べ物もかみ砕き、すりつぶして食べることができます。様々な食べ物を食べることができるようになるわけですが、それだけ虫歯にもなりやすいので、毎食後、歯磨きをする慣をつけたいものです。
大人の行動のまねをしたくなる年ごろですので、自分で歯ブラシを使うことも可能になります。
そのうえで大人が仕上げ層きをするようにしましょう。
食べ物の種類が増えると、虫歯になりやすくなります。毎食後、歯磨きをする習慣をつけましょう。仕上げ磨きも忘れずに。
うちの子はバナナの歯磨き粉と可愛い歯ブラシで自分で歯磨きする習慣づけをしています。仕上げ磨きは嫌がるので大変です。
仕上げ磨きが上手くできてるか心配…
子供が歯磨きを嫌がるんだけどどうしてあげれば良いんだろう?
まとめ
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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